水田:電通グループは、2021年にライフサイエンス領域に特化したグローバル横断組織「dentsu health」を発足しました。その中核を担うのが、医療・ライフサイエンス領域の専門性を有したエージェンシーであるdentsu health Japanであり、私は2025年1月から代表を務めています。
登坂:私は、電通デジタルでビジネスプロデューサーとして、DDMEX(Dentsu Digital Medical Experience Transformation)というライフサイエンス業界に特化したCX統合ソリューションを推進しています。DDMEXとは、デジタルを活用し、医療現場における医療従事者と患者の両側面からコミュニケーションをサポートするものです。治療にまつわるデータや患者データを基に、医療従事者と患者のニーズやインサイトを可視化し、データプラットフォームとコミュニケーションの両面からなるソリューション群を通じて、医療従事者と患者、営業を担当するMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)、それぞれの立場から「より良い治療体験」を実現します。さらに、プロジェクトのインハウス化に向けたCXの専門家による人材育成・組織開発支援プログラムをご提供しています。
Q. dentsu health Japanは、2024年1月に「電通メディカルコミュニケーションズ」から社名変更しました。このタイミングで体制の刷新が行われた理由について教えてください。
水田:グローバル横断組織としての「dentsu health」が、電通グループの医療・ライフサイエンス領域に特化したワンストップの窓口になったことが、「dentsu health Japan」への体制刷新の起点だったと思います。国内外グループ各社のノウハウやネットワークが活用できるようになり、社内での知見共有やチーム間の連携が進んだことで、より幅広い統合ソリューションの提供体制を構築し、顧客企業の多様な課題に対応できるようになりました。
2000年株式会社 電通入社。2014年通信企業の新規事業の事業計画・サービス開発からデジタルマーケティング戦略策定などを担当し、その後は各種業界のデジタルマーケティングシフトを支援。2016年製薬企業の営業活動効率化プロジェクトの構想策定からシステム開発・導入・運用サポートまでを担当。2019年より事業開発セクションにて、医療情報提供プラットフォーム開発やヘルスケア領域の事業開発を推進。2025年より株式会社dentsu health Japanの代表を務める。